車の鍵、遺書なく…=不審点捜査、「自殺」覆る−状況証拠で立証へ・連続不審死(時事通信)

 埼玉の連続不審死事件で、県警は大出嘉之さん=当時(41)=の死亡を「自殺に見せ掛けた他殺」と判断した。木嶋佳苗容疑者(35)は否認し、殺害を直接裏付けるような有力な物証などもないとみられる。捜査当局は、同時期に発覚した鳥取連続不審死事件と同様、状況証拠の積み重ねで立証する方針だ。
 大出さんはレンタカー内で一酸化炭素中毒死していた。車内にはしちりんや練炭、マッチの燃えかすなどが残されており、遺体からは睡眠導入剤とアルコールが検出された。捜査幹部は「状況は典型的な練炭自殺とほとんど変わらなかった」と振り返る。
 ただ、車の鍵が見つからなかった。「あるべきものがない」。県警は他殺の疑いを抱き、捜査を開始。大出さんの周辺を聞き込んだが、自殺の動機はなかった。遺書もなく、遺体の発見前日には「今夜から2泊3日で婚前旅行に行きます」とブログに書き込んでいた。 

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<掘り出しニュース>ツイッターで商店街ににぎわいを 香川・高松でセミナー(毎日新聞)

 インターネットサービス「Twitter(ツイッター)」を使って商店街のにぎわいづくりや情報発信について考えるセミナーが30日、高松市常磐町1、香川大の「ミッド・プラザ」であり、約50人が参加した。

 ツイッターとは、140字以内で自分の気持ちや情報を「つぶやく」サービス。「フォロー」という機能があり、フォローした投稿者のつぶやきを自分のページで見ることができる。

 セミナーでは、マーケティングリサーチ会社社長の加藤崇さんとコピーライターの人見訓嘉さんが講演。加藤さんは、字数制限のあるツイッターの魅力を「論理ではなく感覚を共有すること」と話し、読んでもらうポイントとして、旬な言葉を入れる、話し言葉で書くことなどをアドバイスした。人見さんは「常磐街のメディアとしてツイッターを活用できないか」と提案。「ネット上だけでなく現場と同調していくことが大切」と語った。

 香川大大学院生の中野裕介さん(34)は、ツイッターと地域カード「IruCa」などを組み合わせた新しいシステム「twikiwa(トゥイキワ)」の構想を発表。ツイッターに登録していない人でも地域カードを使って参加でき、情報共有できるというもの。中野さんは「まだまだツイッターのユーザーが少なく、構想段階。賛同してもらい、常磐街を拠点としてにぎわいづくりになれば」と話していた。【三上健太郎】

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<障害者施設放火>元世話人に懲役12年 横浜地裁(毎日新聞)

 神奈川県綾瀬市で08年6月、知的障害者施設「ハイムひまわり」が全焼し、入居者3人が死亡するなどした事件で、現住建造物等放火罪に問われた元世話人の無職、志村桂子被告(65)=同市寺尾北1=に対し横浜地裁は28日、懲役12年(求刑・懲役16年)を言い渡した。木口信之裁判長は「ハイム関係者への不満が高じて、燃やして使えなくしてやろうと考えたのは理不尽で身勝手」と述べた。

 弁護側は公判で「事件当時、被告は心神耗弱状態だった」と訴えていたが、判決は「神経症レベルの抑うつ状態で、犯行に影響はなかった」と退けた。

 判決によると、志村被告は08年6月2日午前2時ごろ、自身が建物を所有するハイムの1階物置に放火し、隣接する住宅1棟とともに全焼させた。この火災で、磯崎昭さん(当時57歳)ら男女3人が死亡、男性1人が重傷を負った。

 志村被告は殺人容疑でも送検されたが、横浜地検は「殺意を示す十分な証拠がない」として殺人罪での起訴を見送った。【高橋直純】

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補助金2年間ゼロに=第一藍野学院の虚偽申請−私学事業団(時事通信)

 健康科学大(山梨県富士河口湖町)開設時に学校法人第一藍野学院(同)が虚偽申請した問題で、日本私立学校振興・共済事業団が同法人に今年度の経常費補助金を交付しない方針を決めたことが27日、分かった。決定は14日付。2010年度も不交付となる見通しだ。
 経常費補助金は教職員・学生数などに応じて、国から事業団を通じて支払われるが、同法人がほかに運営する修紅短大(岩手県一関市)への交付もゼロとなる。両校への直近の交付実績は07年度の計4661万円だった。
 文部科学省によると、同法人は02年度、健康科学大の設置財源50億円の大半を寄付金に見せ掛けた借入金で補い、新設の認可を得た。その後も05年度まで帳簿操作を続けた。 

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接種後死亡症例で初の「関連あり」報告―新型ワクチンで厚労省(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は1月29日、新型インフルエンザワクチン接種後の死亡例のうち、主治医がワクチン接種と死亡との間に「関連あり」とした初めての報告があったと発表した。死亡したのは、新潟県の80歳代の女性で、脊椎後湾症、高血圧症、連合弁膜症の基礎疾患があった。

 女性は26日のワクチン接種後30分間は副反応が見られなかったが、接種約40分後、帰宅途中で路上に倒れ、応答のない状態で発見された。その後、自動体外式除細動器を使用するなどしたが、「電気ショック不要」との応答があった。さらに、気管内挿管下で心肺蘇生などを開始し、救急車で医療機関に搬送したものの、死亡が確認された。

 主治医の報告では、「臨床医経験の範囲内」で、暖房下の室内から寒冷の戸外へ出たことによる致死的不整脈や、潜在の深部血栓による肺塞栓の可能性も否定できないとされた。一方で、倒れたのがアナフィラキシーショックを起こしやすい接種後30分を少し過ぎた時間とみられることから、ワクチン接種との因果関係がある可能性もあるとして、「関連あり」と報告したという。

 医薬食品局安全対策課の佐藤大作・安全使用推進室長は29日の記者会見で、「これまでも、接種当日に心不全を起こした死亡例の報告もある。(今回の事例と)似たようなものもある」と指摘した。一方で、「われわれが因果関係を評価できるわけではない」とも述べた。
 接種後の死亡例の報告は27日までに117例。今回の事例以外はすべて「関連なし」か「評価不能」と主治医が報告している。

 今後は第三者の専門家が、ワクチン接種と死亡の関連性について評価を行うという。


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